甲状腺
自覚症状は様々です
甲状腺ホルモンは、一般の健診項目や
血液検査には含まれていないことが多く、
甲状腺疾患を疑って検査しなければ、
なかなか発見できません。
早めに検査することで、
早期の治療につなげることができます。
甲状腺とは?
甲状腺は喉仏の下にある蝶の形をした
器官で、代謝を調整する甲状腺ホルモンを
分泌しています。
脳の下垂体という部分から分泌される
甲状腺刺激ホルモン(TSH)が、
甲状腺を刺激して、
甲状腺ホルモン(T4、T3)
の分泌を促します。
病気の特徴
甲状腺ホルモンの過剰や不足によって、
様々な症状が現れます。
- ◎甲状腺ホルモンが過剰になる病気
(バセドウ病、甲状腺炎など) - ◎甲状腺ホルモンが不足する病気
(橋本病、甲状腺手術後など) - ◎甲状腺の腫瘍(良性・悪性)
- ●バセドウ病
自己免疫疾患の一つであり、
甲状腺ホルモンが過剰に産生される
ことで、動機、頻脈、発汗、
暑がり、下痢、体重減少、手足のふるえ、倦怠感、
不整脈・心不全などの症状が現れます。
内服治療、アイソトープ治療、
手術治療の3つの治療法があり、
患者さまの状態、状況に合わせて
選択していきます。 - ●橋本病
甲状腺に慢性に炎症が起きる病気で、
慢性甲状腺炎とも言われます。
原因は自己免疫の異常であり、
女性の割合が多いです。
むくみ、皮膚の乾燥、脱毛、寒がり、
食欲低下、便秘、体重増加、やる気の
低下などの症状が現れます。
また、甲状腺機能低下の状態で
妊娠した場合、流産や早産のリスクが
高くなるため、
最近は不妊治療や
妊娠をきっかけに診断される場合も
増えています。
甲状腺機能低下症になっている場合は、
甲状腺ホルモ
ン薬を内服して
治療していきます。 - ●甲状腺腫瘍
健診で初めて指摘されることもあり、
自覚症状がほとんどありません。
触診、血液検査、
超音波検査などで
良性か悪性かを鑑別していきます。
良性腫瘍は経過観察となることが
多いですが、
サイズが大きい場合は
手術療法をお勧めします。
悪性腫瘍の場合は基本的に手術療法
となります。 - ●その他
亜急性甲状腺炎や無痛性甲状腺炎
といった
甲状腺炎、
機能性甲状腺結節など

検査
血液検査と超音波検査により、
診断が可能です。
状態によっては、シンチグラフィーや
細胞診の追加が必要となる場合もあり、
その都度ご説明させていただきます。


















